2023年12月2日(土)、神奈川県大和市宮久保グラウンドにて、ニューまほろば大会の準々決勝の試合が行われました。
対戦相手は、藤沢市を拠点とする遠藤少年野球クラブさん。
初回立ち上がり、相手チームの攻撃を零封し、迎えた裏のホープスの攻撃。
先頭打者が四球で出塁し、続くバッターがヒットを放つ。得点圏のチャンス(ランナー2,3塁)を作り、4番打者を迎える。
強い当たりが相手セカンドを強襲。球はライトへ転がり、その間に2,3塁のランナーが生還し、2点を先制。幸先の良いすべり出しとなった。
4回にも4番打者が、左中間深くにツーベースを放つ。
追加点が何としてもほしい場面で、5番打者がスクイズをしっかりと決め、さらに1点を追加。
これで3-0とリードを拡げる。
今日の試合は、ホープスは打撃のみならず、守備でも魅せました。
相手チームの下位打線に四球を与え、ヒットで繋がれ、満塁のピンチを迎える。
相手打者のバットがボールの芯を食う。強い当たりの打球が一直線に飛び、レフトを襲う。
打者一掃かと思われたその一打は、レフトのファインプレーにより完全にシャットアウト。
チームに勢いをもたらし、勝利へのボルテージが高まる。
このままワンサイドでゲームは終わるかと思われた6回表、最終回の相手の猛攻にあう。
先頭6番打者がヒットを放ち、後続バッターにも四球を与え、暗雲が立ちこめる。
嫌なムードを断ち切れず、ワイルドピッチにより失点。
相手1番打者に回ったところで、ピッチャー交代。
主将自らが抑えとしてマウンドへ上がる。この難しい局面を何とか凌いでほしい気持ちを胸に、チームが一丸となって応援。
しかし、相手2番打者が放った打球は右中間を真っ二つに引き裂く。ランナー二人が生還し、まさかの逆転(3-4)を許してしまう。
後続を何とか断ち切り、最終回裏のサヨナラに望みを繋ぐ。
ホープスの攻撃は打者2番から始まる好打順。
しかし、先頭はファーストフライに倒れる。
続く3番はセカンド内安打。そして二盗を決める。ボールがセンターへ逸れた間に三塁へ進塁。
4番はショートゴロで、2アウト。
後がなくなったホープス。5番を迎える。一打が出れば、同点に追いつくシーン。
相手ピッチャーも必死の投球。ホープスも負けじと粘る。
カウント2-2 ピッチャーが投じた7球目。
打球はセカンド正面に転がり、相手守備が捕球し、ファーストへ送球。一塁審の握りこぶしが空に向かって突き出され「アウト!」のコール。
試合終了...
ベンチに戻ってきた選手たちの目には、悔し涙が浮かんでいました。
6年生にとっては、そしてこのチームでプレーする、最後の試合になってしまった。
「大和スタジアムで試合をする」という目標を掲げ、その目標に向かって突き進んできた選手・監督・コーチ、そしてそれを最大限に応援・サポートしてくれた保護者の方々。
目標を達することはできなかったものの、目標に向かって全力で、真剣に取り組んできたことで、選手一人ひとりが、この大会を通じて、きっと成長してくれたと信じてます。
6年生は次のステージでさらなる飛躍を、5年生以下はこの経験を次の成長に繋げ、 来シーズンもレッドホープスがさらなる輝きを放つチームになることを願っています。
遠藤少年野球クラブさんの今後の健闘を祈っています。
大会関係者のみなさま、ありがとうございました!
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